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NPO法人 日本里山の森林(もり)を育む会 設立のご挨拶

戦後1950~60年代の日本では国策として針葉樹の植林を奨励して参りましたが、高度経済成長期を経て安価な外国産の木材が輸入されることにより、国策として植林されて成長した木材は利用されなくなりました。


近年は里山の森林は荒廃しております。本来はしっかりと整備された里山の森林は自然エネルギーの宝庫です。
里山・森林の下草刈り、樹木の枝払いや間伐等人の手を加えることで、木質系燃料を作ったり、CO2(二酸化炭素)の吸収量を増やすことが出来るのです。
有限な化石燃料を使用することで、CO2の排出量が増え、地球温暖化が早まります。(これ等の事は多くの皆様が周知の通りでございます。)

この度のNPO法人設立は、2008年環境省・認定の「里山の森活性化東日本協議会」として活動をして参りました里山の森林・自然エネルギーの循環システムの構築・地球温暖化防止対策の推進活動の範囲がより広域となり、対外折衝などに於いて社会的信用・認知を高めるためにも、特定非営利活動法人化が必要になったものでございます。

全国各地域13支部の支部長及び会員の皆様方の活動に期待すると共にご支援・ご協力を頂きながら、林業関連事業の発展に努めて参る所存でございます。
また、異なる分野のご意見なども参考にして進めて参りたいと考えておりますのでご指導の程よろしくお願い申し上げます。

主な活動方針
1)森林整備事業参加活動、=地域森林組合及び林業法人との連携
(林業作業に伴なう機械類の安全教育講習の受講推進等)
2)薪の生産事業推進活動、=針葉樹・広葉樹等間伐材の有効利活用の指導
(規格化・法制化の推進活動)
3)木質燃料系暖房機器・器具の販売事業推進活動、=ストーブ、ボイラー等
(薪ストーブ&煙突設置工事の規制・基準等法制化推進活動)


特定非営利活動法人 日本里山の森林(もり)を育む会

育む会